山本由伸、ジャッジら強力ヤンキース打線と日本時間8日に初対戦 ブーイング予想も「まあ」×4
◆米大リーグ パイレーツ―ドジャース(5日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク) ドジャース・山本由伸投手(25)が敵地・ヤンキース3連戦の先陣を切り、7日(日本時間8日)に、今季7勝目を掛けてヤンキースタジアムで先発する。5日(同6日)の敵地・パイレーツ戦の試合前にロバーツ監督が明かした。 登板2日前となるこの日は、敵地のブルペンで投球練習を行い「いい打線なので、どのチームもそうですけど、しっかり投げていけたらと思います。(ブルペンは)いつも通りの練習です」と、淡々と語った。 ポスティング制度でオリックスからメジャー移籍を目指した昨オフは、ヤンキースも争奪戦に参戦。昨年12月の個人面談ではブーン監督が背番号「18」が入ったピンストライプのユニホームをプレゼントし、OBでGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏(49)がビデオメッセージを送るなど獲得に尽力した経緯がある。同じくニューヨークを本拠地とするメッツも移籍先の最終候補に残ったが、先週の敵地・メッツ戦は登板機会がなく、山本にとっては初のニューヨークでの登板となる。当日は熱烈なヤンキースファンのブーイングが予想されるが「まあまあまあまあ。それは分からないです。(ブーイングの)大きさにもよるので」とサラリとかわした。 ヤ軍の主砲・ジャッジはメジャー最多の21本塁打を放ち、OPS(出塁率+長打率)もメジャートップ2を誇る1・027の2番・ソト、1・084の3番・ジャッジが並ぶなど、屈指の強力打線と対戦することになるが「いつも通りに」とルーキー右腕は平常心を強調した。
報知新聞社