プリシラ・プレスリー、経済的虐待を受けたと元ビジネスパートナーを訴える
エルヴィス・プレスリーの元妻として知られるプリシラ・プレスリーが、経済的虐待を受け、100万ドル(約1億5700万円)をだまし取られたとして、元ビジネスパートナーらを訴えた。 【写真】『エルヴィス』プレミアに登場したプリシラ・プレスリー&リサ・マリーさんと3人の娘たち Peopleによると、現地時間7月18日、プリシラがブリジット・クルーゼという女性ら数名とプリシラ・プレスリー・パートナーズを相手取り、訴訟を起こしたそうだ。 クルーゼGWSオークションの創設者である彼女とは、共通の知人を通して知り合い、エルヴィスの記念品に関して話し合うなどし、2021年には一緒にビジネスとするようになったという。 次第にプリシラの信用を得た彼女らは、プリシラを周囲から孤立させ、「彼女の生活のあらゆる側面に介入することで、プリシラを誘導し、委任状や家族と彼女個人の信託の管理、銀行口座の管理、そして委任状を詐欺行為で入手した」そう。 プリシラは彼女たちのアドバイスに従って、収入の80%を共同経営者が受け取り、自分は少数株式しか持たない会社を設立。ソフィア・コッポラ監督の伝記映画『プリシラ』の収益や受けとるはずだった化粧品会社の所有権についても、不正に処理されたと主張。また、被告らが「正当な理由なく」息子ナバロン・ガルシアの銀行口座から4万ドルを引き出し、そのことを双方に通知しなかったと訴えているようだ。 訴状には、「彼らは(娘リサ・マリー・プレスリーの死を含む)人生で極めて弱っている時期に、高齢女性を操り、だまして私腹を肥やした」と書かれ、「偽装会社」のライセンスと運営契約を取り消し、被告らがプリシラの金融口座へアクセスすることを阻止し、彼らに「不正行為の責任」を負わせるよう求めたという。 プリシラはこのところ、元夫を描いたバズ・ラーマン監督の『エルヴィス』やソフィア・コッポラ監督が彼女とエルヴィスの出会いから別れまでを描いた『プリシラ』の公開、娘リサ・マリーさんの死去と彼女の資産を巡る争いなど、注目を集める機会が増えていた。