【MLB】ドジャース・カーショウが左足親指と左ひざの手術へ 来季がメジャー18年目 完全復活を目指す
日本時間11月2日、球団史上8度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げたドジャースはロサンゼルス市内で優勝パレードを行い、本拠地ドジャー・スタジアムでは祝賀会を開催した。それらのイベントに出席したクレイトン・カーショウは日本時間11月7日に左足親指と左ひざの手術を受ける予定であることを発表。「足を治すだけでなく、左ひざも治療しないといけないんだ。2つまとめて治療することになるだろう。いつ復帰できるか、正確な時期はまだわからない。手術後にわかるだろう」と語った。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 現在36歳のカーショウはメジャー17年目の今季、7試合に先発して30イニングを投げ、2勝2敗、防御率4.50、24奪三振を記録。昨オフに受けた左肩の手術の影響で大きく出遅れるのは予定通りだったが、8月末に左足親指の炎症で離脱してしまい、ポストシーズンでの復帰を目指していたものの、結果的には期待していたほど患部が回復せず、ポストシーズンの開幕を前に今季終了となってしまった。 左足親指の検査を受けるなかで、カーショウは以前から気になっていた左ひざの検査も受けることに。その結果、半月板を修復する手術が必要であることが明らかになった。カーショウは「左ひざはすぐに治ると思う。左足親指のほうが大変だ。歩けないくらいだから。手術を受けたあとは、しばらく松葉杖が必要になるね」と語っており、左ひざの状態についてはそれほど心配していないようだ。 カーショウは現役続行の意思を明確にしており、ほぼ間違いなくドジャースの一員としてメジャー18年目のシーズンを迎えることになるだろう。通算212勝94敗、防御率2.50という輝かしい実績を誇り、サイ・ヤング賞も3度受賞。通算3000奪三振の大台まであと32に迫っている。すでに将来のアメリカ野球殿堂入りは確実だが、まだキャリアを終えるつもりはなく、37歳で迎えるメジャー18年目のシーズンの完全復活を目指している。