今夏の退団が濃厚か…… アルテタの下で一番手になれないエンケティアはこのままアーセナルを離れてしまうのか
夏には新ストライカー獲得の噂も
アーセナルに所属するFWエディ・エンケティアは今夏にアーセナルを離れる可能性があるようだ。 今シーズン、ここまで公式戦33試合に出場し6ゴール3アシストをマークしているエンケティア。ガブリエウ・ジェズスやカイ・ハフェルツにCFのポジションを奪われており、さらにエンケティアを抑えてレアンドロ・トロサールがCFを任されることも今シーズンは多い。 アルテタ・アーセナルで一番手になれない状況が数年続いており、さらに今夏にアーセナルはトップクラスのストライカーの補強を画策している。現在候補に挙がっているヴィクター・オシムヘンやイヴァン・トニーといったクラスのストライカーが加入すればエンケティアの出場機会はさらに限られることになるだろう。 そんななか、移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏は『Caught Offside』のコラムでエンケティアの去就について触れている。 「エディ・エンケティアのアーセナルでの将来は宙に浮き、今夏にエミレーツ・スタジアムを去る可能性が現実味を帯びてきた。今シーズンはミケル・アルテタの下で33試合に出場しているが、ガナーズにとって今夏の優先事項のひとつである新しいストライカーを獲得するために、この24歳は道を開ける可能性もある」 「エンケティアの状況は非常にオープンだが、まだ具体的なことは何もない。プレミアリーグやブンデスリーガからも常に関心が寄せられている。だから、私はこの2つの解決策を注視したい。この移籍話は今後数カ月にわたって注目されるだろう」 一方で英『Football Insider』によると、クリスタル・パレス、ブレントフォード、ウルブズの3チームが獲得に向けた準備を開始したという。すでに3つのクラブがエンケティアに注視しており、夏の移籍市場が近づくにつれ、国外クラブも興味を示してくる可能性はあるだろう。 新ストライカー獲得であれば、エンケティアの退団の可能性がより高まるが、アーセナルとエンケティアは今夏にどのような決断を下すのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部