【阪神】三振の山…「関西ダービー」初戦黒星、連勝は3でストップ 火曜日勝率は2割5分に…
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス4-0阪神>◇11日◇京セラドーム大阪 阪神が接戦を落とし、オリックスとの「関西ダービー」の初戦に敗れた。連勝は3でストップ。チームの交流戦通算200勝到達はお預けとなった。交流戦での「関西ダービー」は通算32勝34敗3分けとなった。 【写真】後逸した打球を追う森下と近本 これで火曜日にチームは5連敗。今季の火曜日の成績は2勝6敗2分けで、勝率2割5分は曜日別最悪の数字だ。火曜日の先発を託されている先発村上頌樹投手(25)は、これで4月30日の広島戦で2勝目をあげて以来、勝てていない。昨季10勝6敗の男が、早くも今季5敗目となった。 立ち上がりからゼロを並べた。4回までは1安打に封じ込めた。ただ、5回2死三塁で8番頓宮に適時打を浴びた。6回にも警戒していた4番西川に右前適時打を浴び、2点目を献上した。大崩れこそしなかったが、またも勝利をつかむことができなかった。 打線はオリックス先発の曽谷に快投を許した。5回まで15個のアウトのうち、11個が三振だった。結局、6回無失点で降板した曽谷には12個の三振を奪われた。7回に登板した2番手山田には3者連続三振に倒れた。この時点で1試合15三振は、4月14日の中日戦以来の今季最多三振となった。