山口宇部空港 来月までフラワーアレンジメント【宇部】
山口宇部空港の国内線ターミナルビル1階の到着ロビーに、華やかなフラワーアレンジメントが飾られ、到着客や出迎えの人たちの目を楽しませている。3月12日まで。 山口宇部空港ビル(山根信之社長)が続ける空港のにぎわいづくりやおもてなし向上を図る取り組みに、県ぶちうまやまぐち推進課が協力。県花卉(かき)園芸農業協同組合の加盟店が交代で、毎週火曜から1週間ごとに展示内容を変えている。 飾られているのは、県が独自開発に成功したオリジナルのユリ「プチシリーズ」を主体とした花卉装飾。同シリーズは、1994年に開発に着手し、2005年に第1号の「プチソレイユ」を品種登録。現在は11品種あり、花の直径が10㌢程度と小さく、ユリ独特の香りもないため、アレンジメントに向いているとされる。16年にトルコで開かれた国際園芸博覧会で5品種が金賞、3品種が銀賞に輝いた。 現在の展示を担当した「お花畑なかむら」(宇部市床波5丁目)の大庭将志社長は「楽しく華やかにと、オレンジ色のプチソレイユをメインにアレンジし、バレンタインデーをイメージしてチョコレートに模したバルーンを配した」と話した。