彫刻のようなコルセットでヴェネツィア映画祭に登場! ニコール・キッドマンのドレスルック。
華やかなヴェネツィア映画祭のレッドカーペットにニコール・キッドマンが降臨。主演作『Babygirl(ベイビーガール)』の上映でオーストラリア出身の女優は、スキャパレリのオートクチュールに身を包んで、センセーショナルに登場した。 【写真】ヴェネツィア国際映画祭、最終日に集ったセレブたちのドレス!
8月30日、ヴェネツィア映画祭のレッドカーペットにニコール・キッドマンが登場した。オランダ出身の監督ハリナ・ラインによる映画『Babygirl』に主演した57歳の女優は素晴らしいベージュのコルセットを纏ってカメラマンの前に。華やかな場にふさわしく、纏ったのはスキャパレリ(SCHIAPARELLI)のオートクチュールコレクション。フリルのついたデコルテと、裾のビーズフリンジが特徴的だ。たくさんのビーズが揺れるさまは、まるで星のシャワーのよう。 このドレスにスキャパレリのブラックベルベットのスリットロングスカートを合わせ、足には黒いポインテッドトゥハイヒールパンプス。ジュエリーは、ロベルト・コインのペンダントピアスにリングをつけていた。シンプルなのに目を奪われる夢のようなシルエットは、シュルレアリスムとのつながりが深いスキャパレリらしさにあふれている。 その晩はニコール・キッドマンの他にもエレガントで独創的なスタイルのスターたちがいた。たとえば俳優のソフィー・ワイルドはロングトレーンのブラックドレスで登場し、人気ドラマ「スキンズ」でブレイクしたカラ・スコデラリオはタイトなスパンコールドレス、そしてエヴァ・グリーンはいつものゴシックスタイルで黒づくめだった。
text : Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)