第93回選抜高校野球 「全校生徒で応援に」 東播磨で壮行会 /兵庫
19日開幕のセンバツに21世紀枠で選出された東播磨で8日、壮行会があった。グラウンドに集まった1、2年生約480人を前に、原正宗主将がセンバツ旗を披露した。 吉田博昭校長は「甲子園で、笑顔ではつらつと頑張って。全校生徒で応援に行く」と激励。合唱部の4人が、大会歌「今ありて」を斉唱した。合唱部の黎珠光部長は「歌詞の『ああ甲子園』の部分は、祝福の気持ちを込めて歌った。野球部を応援できることに感謝している」と話した。 その後、ナインは三木総合防災公園野球場(三木市)に移動した。大会出場校の対外試合解禁は6日だったが、県教委が定めた新型コロナウイルス感染症対策で7日まで試合ができず、初の練習試合。加古川北相手に、実戦感覚を確認した。原主将は「良い雰囲気。隙(すき)のないチームに仕上げたい」と手応えを感じた様子だった。【後藤奈緒】 〔播磨・姫路版〕