GWに訪れたい!日本の美しい庭園と花畑 5
都会で忙しい日常を送っているとコンクリートジャングルを抜け出して、自然や植物に癒やされたい! と思う人も多いはず。本記事では、思わず写真に収めたくなるような国内の美しい庭園やガーデン、花畑を厳選して紹介。次の休日は思い切って足を延ばして、植物の美しさに酔いしれてみて。
足立美術館/島根県
日本庭園ランキング1位の名園 横山大観などの日本画コレクションを多く所蔵する、島根県安来市の足立美術館。「庭園もまた一幅の絵画である」との信念のもと作庭された日本庭園は、日本画と調和した空間で四季折々の風景を堪能することができる。アメリカの日本庭園専門誌が主催する日本庭園ランキング「2023 Shiosai Rankings」では、21年連続一位に輝いた、まさしく名園だ。 写真は窓枠を額縁とし、庭園を絵画に見立てた“生の額絵”。初夏の庭園は緑の美しさをより強く感じられる。
主庭である“枯山水庭”。美術館では珍しい庭園部を設け、日々丁寧に管理が行われている。
秋には紅葉が彩りを添える、“池庭”。
枯山水庭の奥に見える亀鶴山には、横山大観の作品をイメージした“亀鶴の滝”が流れている。一度は自分の目で確かめてみたい、名園だ。 足立美術館 住所/島根県安来市古川町320 開館時間/9:00~17:30(4月~9月)、9:00~17:00(10月~3月)
神勝寺 禅と庭のミュージアム/広島県
禅寺でアートと庭園を眺める 広島県福山市の神勝寺内にある、彫刻家の名和晃平によるアートパビリオン《洸庭》。設計はSandwichが担当し、《洸庭》周囲のランドスケープはプラントハンターとして活躍する、そら植物園の西畠清順が監修している。 柔らかいデザインが印象的な舟型の建築は、屋根がサワラ材で覆われ、内部では波に反射する光のインスタレーションを体験することができる。建物の前に広がる庭園の風景と共に、静かなひと時を堪能したい。 神勝寺 禅と庭のミュージアム 住所/広島県福山市沼隈町大字上山南91 拝観時間/9:00~17:00(最終受付は16:30まで)