故モハメド・アリ、WWE殿堂入りへ
故モハメド・アリが、WWE(ワールド・レスリング・エンターテイメント)の殿堂入りを果たす。 2016年に敗血症により帰らぬ人となったヘビー級史上最高の王者と言われるボクシング界のレジェンド、アリが、WWEの創設25周年を祝う式典で殿堂入りすることが発表された。WWEは、声明にこう綴っている。「シンプルに『ザ・グレーテスト』として知られるアリの影響は、活動家やアーティストとしてスポーツを超え、その個性は、彼を全世界で最も有名な人物の1人にしました」 アリは生前、日本武道館でプロレスラーのアントニオ猪木と「格闘技世界一決定戦」を行ったほか、1985年の第1回「レッスルマニア」メインイベントで、特別ゲストレフェリーを務めたこともある。4月5日にフィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで開催される式典では、妻ロニー・アリさんがスピーチを行う予定となっている。 過去には、ドナルド・トランプ前大統領や元プロボクサーのマイク・タイソン、「スタートレック」で知られる俳優ウィリアム・シャトナーらが殿堂入りを果たしている。 (Bang Media/アフロ)