正月太り防ごう 出雲で認定看護師が解説 糖質を抑える方法
島根県立中央病院(出雲市姫原4丁目)でこのほど、看護局の糸賀幸子糖尿病看護認定看護師(43)が講演し、正月太りを防ぐための年末年始の食事の仕方を解説した。 【図】糖質の吸収を穏やかにする食べる順番
年末年始は飲食機会が増える一方、寒さで外出が減り運動不足になりがちで、体重増加につながる血糖値の上昇を招きやすいとした。 年の瀬によく食べるそばは、糖質が多く血糖値を急上昇させる懸念があり、ワカメやネギを入れて食物繊維、天ぷらを足してタンパク質や脂質を摂取し、上昇を抑えたいと述べた。 おせち料理の栗きんとんや黒豆は砂糖が多く、食べる際はスプーン1杯程度に控える、市販の餅は1個30~50グラムで茶わんのご飯の半分程度の量になるため、3個程度に抑える方が良いと説明した。 病院が月1回開く講座「知って得する健康ミニ知識」の一環で講演し、約40人が聞いた。