甲子園歴史館「宮瀬富之彫刻展『主役は君だ!!』」を6月4日から開催
甲子園球場に隣接する甲子園歴史館(阪神電鉄運営)が3日、阪神甲子園球場100周年を記念し、4日から9月1日まで日本芸術院会員である彫刻家・宮瀬富之氏の彫刻展「主役は君だ!」を開催すると発表した。 同氏は優勝の一校を除いては全て敗者となる高校野球において、ドラマを作る主役は敗者であると捉え、試合の敗者に焦点を当てた彫刻群を製作してきた。今回の彫刻展では1988年から2001年にかけ、日展に出品された14作品の中から3作品を展示する。 甲子園歴史館で報道陣の取材に応じた同氏は「人間のドラマを作ってきた、この甲子園で。自分の作品を置いていただけるのはとてもうれしいことですね。僕が生きているうちに良かったなというのが正直な気持ちです」と思いを語った。
報知新聞社