阪神でベンチも…「侍ジャパンに選ばれる能力」の逸材は
一軍定着が目標の時期は過ぎた
身長184センチの大型遊撃手には大きな可能性を抱かせる。今季はプロ6年目。同学年の小園、門脇がレギュラーで活躍している姿を見て期する思いは強いだろう。 小幡は20年11月に週刊ベースボールのインタビューで、「できる限り一軍にいて、多くのことを学んでいきたいなと思います。常にいろいろなことを学べますので、毎日が勉強です。ただ考え過ぎると深みにはまり、思い切ったプレーができないので、そこは臨機応変に、適当な部分も作りつつ、課題を克服していきたいです」と語っていたが、一軍定着が目標の時期は過ぎた。 木浪から定位置を奪取できるか。高い壁を越えたとき、球界を代表する遊撃への道筋が見えてくる。 写真=BBM
週刊ベースボール