若葉竜也の“無”の表情に、伊勢谷友介も驚き! キャストが明かす撮影の舞台裏 映画『ペナルティループ』
恋人を殺され、何度も復讐できるプログラム“ペナルティループ”で復讐のループを繰り返す主人公を若葉竜也が演じる、映画『ペナルティループ』。この度、若葉と、共演の伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨンの4人が一堂に会した座談会の様子と、そこで話題に挙がった本編映像を編集した特別映像が公開された。 主人公が復讐のループを自ら選択する、という過去に類を見ない設定で描かれる本作。主人公 岩森(若葉竜也)が朝6時に目覚めると、時計からいつもの声が聞こえてくる。岩森は身支度をして家を出て、最愛の恋人・唯(山下リオ)を殺めた溝口(伊勢谷友介)を殺害し、眠りにつく。翌朝目覚めると周囲の様子は昨日のまま、溝口もなぜか生きている。そしてまた今日も、岩森は復讐を繰り返していく。 この度公開された映像では、約2年ぶりに映画の撮影現場に入った伊勢谷が、若葉とのエピソードを明かす。若葉と伊勢谷は、撮影を重ねるうちに徐々に打ち解け、演技についてたびたび相談がなされていたという。中でも、伊勢谷が驚いたというのは、4回目のループシーンで溝口が喫煙室でコーヒーに毒が入っているのではと疑い、岩森にそのコーヒーを渡す場面。 若葉が「(コーヒーを)渡されたとき、どんな表情をすればいいですかね?」と相談すると、伊勢谷は「“無”でいいんじゃない?」と返した。すると伊勢谷の言う通り、若葉が無表情の演技を見せ、OKカットになったという。「“無”です。全部無くしてみたんです、何も。だから本当に“無”(の表情)だと思います」と若葉が話すと、伊勢谷は「“無”だとごまかしているようにも焦っているようにも見えるかもしれないし、ある種、良いのかなと思ったら、そのまんまやったから(笑)。そのまんまOK出たから!」と、そのストレートな対応に驚いたと笑って振り返った。特別映像には比較映像として、逆に“無”の表情をみせない<LOOP1>の同じ喫煙室での本編シーンも収められている。 映画『ペナルティループ』は、2024年3月22日(金)より全国公開。
otocoto編集部