西武、今季初4連勝ならず…攻守にミスで1点差負け 菅井信也のプロ初ホールドなどプラス材料も
◆楽天2―1西武(30日、楽天モバイルパーク) 西武が土壇場で同点のチャンスをフイにした。1点を追う9回1死二塁。松原聖弥の遊ゴロで代走の高松渡が二塁から飛び出してしまい挟殺された。今季初の4連勝も同一カード3連勝も逃し、渡辺監督代行は「しようがない。やっぱりミスをするとこういう形になるのかな」。7回に本田圭佑の暴投が絡んで勝ち越された場面も敗因に挙げながら、苦笑いを浮かべた。 ■「いい子なんですけど…」巨人時代同僚・炭谷が明かす松原の〝取り説〟【動画】 連勝は止められたものの、巨人からトレードで移籍してきた松原が2回2死満塁で移籍後初打点となる中前先制打。6回には3日に育成から支配下選手登録された21歳の左腕菅井信也が初のリリーフで無失点に抑え、プロ初ホールドをマークした。 渡辺監督代行が兼務するゼネラルマネジャーとして手を打った2人の活躍もあり、どん底の状況からは脱した。火曜からは今季大きく負け越しているソフトバンク、ロッテとの5試合。天敵に反撃する態勢は整いつつある。(末継智章)
西日本新聞社