鹿児島盲学校の生徒が知事にマッサージ ヘルスキーパーの普及目指す
鹿児島読売テレビ
鹿児島市の盲学校でマッサージなどを学ぶ生徒たちが、実習の一環で、県庁の職員たちにマッサージを施しました。塩田知事もマッサージを体験し、日頃の疲れを癒していました。 (県庁職員) 「すごい気持ちがいい」 県庁で30日に行われたマッサージの体験会。鹿児島盲学校であん摩マッサージ指圧師などの国家資格の取得を目指す、1年生から3年生6人が、職員を対象に施術を行いました。この国家資格を持つ人が、企業に雇用され従業員に施術をする「ヘルスキーパー」という職業があります。県内では「ヘルスキーパー」が普及していないため、この職業について知ってもらおうと行われました。 デスクワークも多い県庁の職員たち。リラックスした様子で施術を受けていました。 (県庁職員) 「ものすごく気持ちが良かった。普段凝っているとも思っていなかったので、触ってもらうと凝ってところがあるみたいで、終わった後は体が楽になったがする」 塩田知事も日ごろの疲れを癒しにやってきました。 (鹿児島盲学校理療科・当田保代さん) 「凝ってる。肩が張っている」 普段から凝りが気になるという塩田知事。 (塩田知事) 「いててて。固いそうです」 肩や首、腰などを約20分、かけて丁寧にもみほぐしてもらうと… (塩田知事) 「気持ちよかった。軽くなった。きょうも一日頑張れます」 施術前よりもすっきりした表情で次の公務に向かいました。 (鹿児島盲学校理療科・当田保代さん) 「来ていただいた方に少しでもリラックス、体も心もほぐせるような施術者になれたらと思いながら学ばせてもらっている」 3年生は、2025年2月に行われる国家試験を受験するということです。