監督も“ガッカリ”…?今季に苦言を呈された選手(5)中日・立浪監督は「守りに尽きる」
結果が全てといえるプロ野球の世界。わずかな油断がプレーに隙を与え、チームの監督、コーチなどから厳しい言葉を受けることもある。実際、2024年シーズンも苦言を呈された選手がおり、そのようなコメントに注目が集まることも多い。そこで今回は、今シーズンに苦言を呈された選手を紹介する。
村松開人
投打:右投左打 身長/体重:171cm/80kg 生年月日:2001年1月6日 経歴:静岡高 - 明治大 ドラフト:2022年ドラフト2位 今季は二遊間のレギュラー格として期待されている村松開人。しかし、4月中旬の段階で立浪和義監督から苦言を呈された。 静岡高で2年春、3年春に甲子園出場を果たした村松。卒業後は明治大に進み、3年春にはベストナインを獲得した。 4年春のリーグ戦前となる2月に右膝のクリーニング手術を受けたが、4年秋には12試合の出場で打率.348をマーク。見事に復活を果たし、ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団した。 プロ1年目の昨季は、4月下旬にプロ初出場を果たすと、デビュー戦で今永昇太(現:シカゴ・カブス)から2安打を放った。ただ、同年は98試合に出場して打率.207、1本塁打、20打点と打撃に課題を残した。 今季は、クリスチャン・ロドリゲスに遊撃の開幕スタメンを譲ったものの、徐々に村松の出番が増加。打撃でもアピールに成功しており、着実に進化した姿を見せている。 とはいえ、4月12日の阪神戦の遊撃守備では、中継プレーでアウトを取れなかったことに「8回の守りに尽きる」と、立浪和義監督から指摘を受けた村松。 立浪監督からの期待は大きいだけに、最低限のプレーをしっかりとこなし、絶対的なレギュラーに成長したい。
ベースボールチャンネル編集部