参院政倫審非公開に9割が「説明責任果たせず」 公明支持層は95・5%、自民支持層と差 産経・FNN世論調査
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が14、15両日に実施した合同世論調査で、派閥パーティー収入不記載問題に関係した参院の自民党議員の大半が参院政治倫理審査会で非公開での開催を希望していることについて、非公開の弁明では「説明責任を果たしたことにならない」との回答が88・6%に上った。「果たしたことになる」(7・4%)を大きく上回った。 【ひと目でわかる】朝日・毎日・読売・共同の世論調査(内閣・政党支持率) 「説明責任を果たしたことにならない」を主要な支持政党別に見ると、公明党では95・8%に上った。一方、自民党は79・7%で、与党間で認識の差が現れた。野党では、日本維新の会94・3%、立憲民主党94・1%、国民民主党91・6%などとなった。 「説明責任を果たしたことになる」との回答は、自民が最も高い14・4%で、平均を上回ったのは自民だけだった。 参院政倫審をめぐっては、不記載問題に関係した旧安倍派の現職の参院議員27人全員が出席の意向を示している。このうち太田房江、松川るい、森雅子、山谷えり子各氏は18日に出席し、公開で実施する予定。