3月13日に決定…知床・観光船事故民事訴訟 乗客家族ら運行会社と桂田社長に15億円求める
STVニュース北海道
知床半島沖で2022年に起きた観光船沈没事故で、乗客の家族らが運行会社と桂田社長に対し、およそ15億円の損害賠償を求めている裁判の初弁論が、2025年3月13日に開かれることが分かりました。 2022年4月、知床沖で発生した観光船「KAZU I」の沈没事故では、20人が死亡、6人が行方不明となっています。 この裁判では、死亡・行方不明となっている乗客14人の家族ら29人が運航会社である「知床遊覧船」と、桂田精一社長に対し、およそ15億円の損害賠償を求めていて、初弁論が2025年3月13日に決まったということです。 初弁論では、乗客の家族6組、13人の意見陳述が予定されています。 被告側は「過失は認められない」などと主張し請求棄却を求め、争う姿勢です。