栃木SC サポーターと意見交換 橋本社長と山口強化部長が出席
来シーズンからJ3に降格するサッカーの栃木SCは24日、サポーターとの意見交換会を開きました。 宇都宮市内で開かれた栃木SCのサポーターカンファレンスには、およそ250人が参加しました。クラブ側からは運営会社の橋本大輔社長と、辞任がすでに発表されている山口慶スポーツダイレクター兼強化部長が出席しました。 冒頭でのあいさつで橋本社長はJ3降格を謝罪し、自身の進退については「降格したら社長を辞めるという流れを作ってしまったらいけない。チームが良い状態の時に社長の引継ぎをしたいと思っている」と述べ、今シーズン限りでの辞任は否定しました。 山口強化部長はJ3降格の要因を次のように述べました。(山口慶スポーツダイレクター兼強化部長「強度や粘り強さが出せなかったことや、けがをして離脱した選手の補強がうまくいかなかった」) サポーターから、シーズン途中で田中誠前監督から小林伸二監督に交代した後も成績が改善されなかったことについて問われると、山口強化部長は「数字と実際に起きていることを照合させた上で交代させたが、その数字が小林監督になってからは改善された点もあったので来季も続投にした」と述べました。 当面の課題について、橋本社長はスポンサー収入や練習環境の整備を挙げ、新しい練習場が来年か再来年着工をめどに進んでいると話しました。 (橋本大輔社長「このままでは終われない。1年で絶対に昇格したいという思いは強い」)
とちぎテレビ