大津波を想定した避難訓練が、八戸市の流通団地で行われました。 会員企業およそ70社、2千人ほどが働く「八戸総合卸センター」。避難訓練には、このうち27社から55人ほどが参加しました。 最初に、市危機管理部の担当者が、「津波ハザードマップ」や「津波避難計画」が2年前に改定されたことなどを説明しました。 その後、参加者たちが避難経路を確認しつつ、およそ1.7キロ離れた目的地を目指して徒歩で出発しました。 「津波ハザードマップ」によりますと、「八戸総合卸センター」の周辺エリアでは、最大浸水水位が3メートルから5メートル未満と想定されています。 【八戸総合卸センター　橋本博文理事長】 「人命第一ということで、避難する一人ひとりの意識を高めるために、このような訓練をしております」 大津波を想定した避難訓練は、2023年に引き続き2回目です。