【ONE】高本奈月、ONE初参戦も“腕十字”一本負け、欧州強豪に悔しいタップ
4月19日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FRIDAY FIGHTS 60』のストロー級サブミッション・グラップリングにて、高本奈月(30=TATORU)がリーシ・ヴァート(32=エストニア)に一本負け。腕十字を極められ、ONE初戦黒星となった。 【動画】高本、腕十字で悔しいタップ 高本は熊本出身の柔術茶帯保持者。昨年のワールドマスター茶帯部門で優勝、今年のアジア柔術カップ優勝の実績も持つ。ONEデビュー戦だ。 対するヴァートはエストニア人初の黒帯柔術保持者。欧州の大会で数々のタイトルを獲得した実績を持つ。彼女もONE初参戦だ。 試合は序盤からヴァートが飛びつきグラウンドに引き込むと、ニーバーの体勢。高本が外すと、ヴァートは流れる様にフロントチョーク。ここでキャッチにコールが入る。ヴァートが体勢を変えようしたタイミングで首を抜いた高本、なんとかピンチを脱する。 しかし、攻撃の手を止めないヴァートが高本の右腕を取り腕十字。ここは解除できず、高本がタップ。レフェリーがすぐに止めた。 高本がONEデビュー戦で悔しい一本負けを喫した。 『ONE FRIDAY FIGHTS 60』 4月26日 タイ・バンコク ルンピニースタジアム ▼ストロー級サブミッション・グラップリング(10分1R) ○リーシ・ヴァート(エストニア) 一本 1R1分38秒 ※腕十字 ●高本奈月(TATORU)