【大分】息子を逮捕 父親は失血死
大分朝日放送
大分県豊後大野市の住宅で父親を殺害したとして6日、55歳の息子が逮捕された事件で、死亡した父親は首を包丁で刺されるなどして失血死したことがわかりました。 警察は、息子に強い殺意があった可能性もあるとみて捜査を続けています。 新岡アナ 「午後3時です。事件発生から1日が経ちました。容疑者と父親が暮らしていた家にこれから入っていきます」 警察によりますと、大分県豊後大野市三重町の職業不詳小野幸治容疑者(55)は、6日午後0時半ごろ、自宅で、同居する父親の小野千年さん(78)の首を包丁で刺して殺害した疑いが持たれています。 幸治容疑者が「父親を殺した」と別居中の家族に連絡し、家族が110番通報しました。 駆けつけた警察官が室内で倒れている父親の千年さんを発見し、搬送先の病院で死亡が確認されました。 司法解剖などの結果、首を刺されたり切られたりしたことによる失血死とわかりました。 警察は、幸治容疑者に強い殺意があった可能性もあるとみて動機などを調べています。 警察の取り調べに対し幸治容疑者は殺害したことを認めていて、警察は、8日送検する予定です。