函館のイトーヨーカドー跡地に新たな商業施設「グランディール イチイ」オープン「地域の皆さんと一緒に」
HTB北海道ニュース
函館市内で大手スーパー「イトーヨーカドー」の跡地に新な商業施設がオープンしました。手掛けるのは函館の地元企業です。 北海道内からすべての店舗の撤退が決まっている「イトーヨーカドー」。札幌市内ではスーパーの「ロピア」や「ダイイチ」などが進出します。こうしたなか、函館市内では… 前田愛奈記者) 「オープン直前となりました。入り口にはたくさんの方が集まっています。地元の方たちの期待感がうかがえます」。 「どうぞ!」 20日から営業を始めた商業施設、「GRANDIR ICHII」です。 函館市民) 「嬉しい、待ってた待ってた。」、「やっぱり寂しかったですね毎日(旧イトーヨーカドー)に来ていたから」。 1980年に開業した旧イトーヨーカドー函館店。おととしまで42年間、地元で愛されていました。その跡地に誕生した「GRANDIR ICHII」。手がけるのは、地元の不動産会社、「一位物産」です。 GRANDIR ICHII・坂本哲也支配人) 「未来を作るためには自分たちでやって、自分たちの思いを込めた施設にしていこう」。 地下1階に入るのは24時間営業の「スーパーセンタートライアル」。またここで生鮮食品が買えるようになりました。 買い物客) 「安い!鶏肉なんか特に安いです」、「久しぶりに旧イトーヨーカドーに来たので、駐車場とかすごく懐かしかったです」。最も力を入れたというのが…。 前田愛奈記者) 「とっても広いです。ボールのプールに滑り台。これは子どもたちが長い時間楽しめそうです」。 屋内広場「いちいの森」。バリアフリー設計で道南スギを使った遊具などが充実している子供たちの新たな遊び場です。 子どもと親) 「たのしい」、「雨の日は遊ぶ場所がなかったのですごく楽しみにしてました」。 このほか、ファミリー層向けのアパレルショップや生活雑貨店など道南初出店のテナントが8店舗。ひときわ函館市民が興味津々だったのが来月オープン予定のレストラン「サイゼリヤ」。こちらも道南には初進出です。 客) 「初めてなんですよ、(店の名前を)聞いたのが、遅れてるでしょ(笑)」、「最初の方に並んで、はやく食べたい」。 GRANDIR ICHII・坂本哲也支配人) 「地域の皆さんと一緒に建物としても商業施設としても成長していければいいなと思うのでみなさん来ていただけるとうれしいです」。
HTB北海道ニュース