EUROラウンド16敗退のベルギー指揮官、決定力に泣かされた今大会を振り返り「ルカクが無得点で帰国するなんて…」
ベルギー代表のドメニコ・テデスコ監督は、敗れたフランス代表戦を振り返った。 1日に行われたEURO2024ラウンド16でベルギーはフランスと対戦。強豪同士の注目の一戦となったこの試合ではフランスが主導権を握るも、ベルギー守備陣の堅守が立ちはだかって得点を与えず。しかし、85分にヤン・フェルトンゲンのオウンゴールでベルギーが先制点を許すと、最後まで反撃できず。ベルギーは0-1でフランスに敗れてラウンド16での敗退が決まった。 【動画】コロ・ムアニが85分にOG誘発! ベルギーのゴールデン・ジェネレーション最後の大会ともされる今大会をラウンド16で終えた後、テデスコ監督は「終盤のオウンゴールで敗れた。すぐに分析に入ることは簡単ではない」と話し、試合を振り返った。 「今夜に詳細について話すことは簡単なことではない。フランスがディフェンスラインの裏で問題を抱えていたのを目にした。彼らは本当に高いラインでプレーしていた。我々は3人のフォワードで裏を狙ってプレーしたかった。これが一番のアイディアだった。守備面で、我々は彼らのウィンガーを孤立させたかったし、上手く機能していた」 また、高いゴール期待値を記録するも、4試合を戦ってわずか2ゴール、3試合で無得点に終わった今大会についてもテデスコ監督は語っている。 「スロヴァキア戦やルーマニア戦、ウクライナ戦でも我々は高いプレスを掛けてプレーしていた。しかし、選手たちは1点でも失点すれば敗退が決まるという考えを持ってプレーしていた。あれだけのパフォーマンスを見せた(ロメル)ルカクがノーゴールで帰国することになるのを考えると…、残念だ」