ドラフト上位候補、法大・篠木1点に泣く
◇東京六大学野球春季リーグ戦第2週第1日 1回戦 法大0―1立大(2024年4月20日 神宮) 今秋のドラフト上位候補、法大の篠木健太郎(4年=木更津総合)が7回を1点に抑えながら、打線の援護なく悔しい黒星を喫した。 今季は脱力感のフォームで150キロを超えるストレートを封印。制球よく7回を5安打に抑えた。2回には打球が左足を直撃、内出血しながらもエースの自覚で投げ続けた。「大島さんが監督に就任したとき、開幕を任せられたので勝ちたかった。僕の粘り負けに尽きます」と反省の言葉しか出てこない。大島公一新監督は「いずれは日本のエースになれる投手。課題はあるけどよく投げてくれました」といたわった。 最後に「あす勝って、3回戦に勝てるよう準備します」と篠木は気持ちを切り替えていた。