望月慎太郎/綿貫陽介がコロンビアペアに逆転で敗れて2勝1敗に。錦織圭はダブルス回避 [デビスカップ/コロンビア戦]【テニス】
望月慎太郎/綿貫陽介はコロンビアペアに逆転負けを喫す
9月15日、男子国別対抗戦デビスカップ・ワールドグループ1部「日本対コロンビア」(東京・有明コロシアム)の第3試合では、錦織圭(ユニクロ)に代わって望月慎太郎(木下グループが起用。望月/綿貫陽介(SBCメディカルグループ)は、ニコラス・バリエントス/クリスチャン・ロドリゲスに7-6(4)、2-6、3-6のフルセットで敗れ、日本は2勝1敗となった。 【画像】望月慎太郎/綿貫陽介のダブルスはフルセットで惜敗…9月15日の日本代表フォトギャラリー 今年2月、ワールドグループ1部残留をかけたプレーオフでレバノンに3勝1敗で勝利した日本は、3年ぶりのファイナル予選出場へコロンビアと対戦。2013年と2015年に対戦して勝利した日本だが、いずれも最終試合までもつれる激闘を演じている。 コロンビアに過去2戦して負けなしの日本。14日に行われたシングルス2試合では、レバノン戦でもエースとして勝利に貢献した西岡良仁(ミキハウス)がアドリア・ソリアノ・バレラを6-2、6-4で、8年ぶりのデビスカップとなった錦織がニコラス・メヒアを6-4、6-4で下して2勝を挙げた。 ファイナル予選に王手をかけた日本は、第3試合となったダブルスでメンバーを変更。シングルスを戦った錦織が回避し、望月と綿貫が2年半ぶりのペアを組むこととなった。 第1セットを望月/綿貫は、タイブレークの末に7-6(4)で奪ったものの、第2セットでは攻撃の手を強めたベテランのコロンビアペアに押されて2-6。10分のインターバルを挟んで迎えた勝負の最終セットでも、日本ペアは序盤に度々チャンスを作ったものの、コロンビアペアに要所を締められてブレークできず。反対に計3度のブレークを許して3-6と逆転負けを喫した。 試合後、綿貫はメンバー変更について当初から錦織のフィジカル面で回避し、望月と綿貫が2年半ぶりのペアを組むこととなった。 第1セットを望月/綿貫は、タイブレークの末に7-6(4)で奪ったものの、第2セットでは攻撃の手を強めたベテランのコロンビアペアに押されて2-6。10分のインターバルを挟んで迎えた勝負の最終セットでも、日本ペアは序盤に度々チャンスを作ったものの、コロンビアペアに要所を締められてブレークできず。反対に計3度のブレークを許して3-6と逆転負けを喫した。 試合後、望月は「次につなげたい。今はとにかくチームが勝つことが一番なので応援するのみ」とコメント。綿貫は「相手は最初から最後までプレーの質を落とさなかった。ブレークチャンスがある場面で乗らせてくれなかった相手の良さもあったし、乗り切れなかった部分があった」と相手を称えた。 コロンビアに勝利を献上し、2勝1敗になった日本は、第4試合で西岡良仁(ミキハウス/世界ランク54位)がニコラス・メヒア(同237位)が対戦する。 <対戦カード> 第1日(9月14日) 第1試合(14時開始):○西岡良仁 6-2 6-4 ●A.ソリアノ・バレラ 第2試合:○錦織圭 6-4 6-4 ●N.メヒア 第2日(9月15日) 第3試合(13時開始予定):●望月慎太郎/綿貫陽介 7-6(4) 2-6 3-6 ○N.バリエントス/C.ロドリゲス 第4試合:西岡 vs. メヒア 第5試合:錦織vs. ソリアノ・バレラ ※ルールにより第2日は、試合数ならびに試合形式が変更となる場合あり <日本> 西岡良仁(ミキハウス/単:54位、複:541位) ダニエル太郎(エイブル/単:92位、複:861位) 望月慎太郎(木下グループ/単:146位、複:1155位) 錦織圭(ユニクロ/単:205位、複:―) 綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単:338位、複453位) 監督:添田豪 <コロンビア> ニコラス・メヒア(単:237位、複:394位) アドリア・ソリアノ・バレラ(単:460位、複:1162位) ミゲル・トボン(単:1465位、複:2263位) クリスチャン・ロドリゲス(単:―、複:107位) ニコラス・バリエントス(単:―、複:53位) 監督:アレハンドロ・ファラ
Tennis Classic 編集部