非番の日も救助本能…韓国の消防士、道端に倒れていた50代に応急処置、生命の危機救う
【05月28日 KOREA WAVE】韓国で、非番の日に車で移動中だった消防士が、道端に倒れていた市民を見つけ、迅速な対処で救った。 釜山消防本部によると、16日午後1時5分ごろ、釜山金井区回東洞の開佐峠を通っていた機張消防所所属のイ・ヨンチョル主任は、道端に倒れていた50代の男性A氏を発見した。 A氏が倒れていたところは、普段マウンテンバイクを楽しむ人が多く利用するコースだった。最初に目撃した時は、A氏が休息を取っていると判断し、そのまま通り過ぎた。 しかし、車に同乗していた配偶者が「万が一、まだ倒れていたら大変なことだ」というので、戻ってみることにした。 すると、A氏は呼吸と脈絡膜、瞳孔、痛みに反応がなく、イ・ヨンチョル主任は直ちに心肺蘇生法を実施した。 配偶者が119に直ちに通報し、同日午後1時14分ごろ、A氏は出動した消防によって病院に運ばれた。 A氏は幸い意識を回復し、日常生活に支障のない状態まで回復し、24日に集中治療室から一般病室に移った。 イ・ヨンチョル主任は「心肺蘇生法は応急状況発生時に、人の生命を生かすことができる非常に重要な応急処置であり、1~2回の教育を受ければ、誰でも簡単にできる比較的簡単な応急処置術だ。市民の方々も消防署、119安全体験館などを通じて学べる」と話した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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