磐田、数的優位を生かせず名古屋に0-1…J1で7年ぶり3連勝ならず
◆明治安田J1リーグ▽第8節 磐田0―1名古屋(13日・ヤマハスタジアム) 磐田はホームで名古屋に0―1で敗れた。新潟、京都を相手に2試合連続完封勝利を収めていたが、J1では17年以来7年ぶりの3連勝は逃した。 前半8分に失点した。左サイドから名古屋MF倍井がゴール前へ速いクロスを入れると、両チームの選手ともに触れず、GK川島の前を抜けてゴール右に吸い込まれた。1点を追いかける展開で、磐田はパスをつないでいくが、決定的なチャンスは少ない。 状況が変わったのは前半43分。先制点を決めた倍井が、相手への危険なスライディングで一発退場となった。数的優位となった磐田は後半開始からMF松本に代えて、MF古川を投入し、攻勢を強めた。 10人の相手に対し、ジャーメインらがシュートを狙うが、枠を捉えきれない。イライラがつのる展開でジャーメイン、ペイショットと立て続けにイエローカードを受けた。試合前の時点で磐田は11位。3勝1分けと最近4試合は負けなしで乗り込んできた10位・名古屋をたたいて、上位を狙いたいところだったが、勝ち点3をつかみ取ることはできなかった。
報知新聞社