業務改善は「発想の転換」 三重・松阪市が推進員10人任命
「発想の転換」を業務改善につなげる三重県松阪市役所「松阪版ナッジユニットMo─bit」の推進員の任命式が24日午前9時から市役所であり、職員10人が竹上真人市長から辞令を受け取った。 ナッジとは「そっと押す」という意味の英語。組織の見直しや政策投資などによらず、小さなきっかけ、ちょっとした知恵を生かして大きな効果につなげる。 市では昨年度に職員有志が集まり、同ユニットを立ち上げ。各課から募った課題解決の依頼に対し、2件の提案を実施した。昨年度は職員有志による自主的な活動の色調が強かったが、本年度は推進員としての辞令にも基づき公務時間内に、より充実した活動につなげたいという。 この日は4月の募集に応じた推進員10人のうち9人が出席。竹上市長から辞令書を受け取った。本年度も各課から募った課題を受ける形で、新たな提案を行っていく。 推進員は次の通り。(かっこ内は所属、役職など) ▶永田宣之(商工政策課勤労消費者係係長)▶井戸畑真帆(飯南地域住民課)▶玉井臣人(飯南地域振興課)▶岸本大輝(広報広聴課主任)▶小坂剛史(情報システム課主任)▶小出真貴彦(市民税課市民税係)▶堀口勇気(財務課財務係)▶田中広毅(契約監理課調達係主任)▶中島雄紀(経営企画課政策経営課係主任)▶長井敬宏(同係)