【早出し】四季と鉄道が織りなす作品 酒田で五十嵐さん写真展
アマチュア写真家五十嵐正大さん(83)=酒田市亀ケ崎4丁目=の鉄道風景の写真展が、同市松山文化伝承館で開かれている。四季折々の風景と鉄道が織りなす作品が会場を彩っている。8月18日まで。 ロビーと展示室に計97点が飾られている。新幹線の車体と新緑、煙を出しながら山間部を駆ける蒸気機関車(SL)、赤や黄、緑色に染まった秋の山を進む列車、しんしんと雪が降り積もる中にうっすらと輝く列車の光など、鉄道が映り込んだ春夏秋冬の景色美を感じ取ることができる。 五十嵐さんは10年前から鉄道写真を撮り始めたという。歯科医の傍ら、休日に東北地方や新潟県などを巡り、写真を撮り続けた。五十嵐さんは「撮影ポイントで列車が現れる瞬間をわくわくしながら待つ時間が楽しい」と話す。7、21の両日は五十嵐さんによるギャラリートークを予定。