『おっさんずラブ-リターンズ-』林遣都と吉田鋼太郎の芝居合戦 第1話を凌駕する衝撃展開も
気になる和泉(井浦新)と菊之助(三浦翔平)の存在
春田の母・幸枝(栗田よう子)への結婚の報告を済ませ、関係性もすんなりと認めてもらえた春田と牧。幸枝の彼の「ATARU君」が誰なのか気になるところではあるが、それよりも気になるのは隣の家に住む同僚の和泉(井浦新)とおかかおむすび専門店の店主・菊之助(三浦翔平)だ。 前回、家の前で腹部から血を流して倒れていた和泉を見てもまったく動じない菊之助は、「これは見なかったことに」と笑顔で春田に告げ、和泉を抱きかかえて爽やかに家の中に入っていった。和泉が蝶子の経営する西園寺弓道場に通っていたりと、少しずつその素性が明かされつつあるが、第2話のラストには第1話を凌駕する衝撃展開が待ち受けていた。 再び家の前で血まみれで倒れている和泉。「デジャヴ!」と叫びながら駆け寄っていく春田が救急車を呼ぼうとするも、和泉はそれを制止する。「公安なんだ」と謎の言葉を話す和泉は続けて、春田の顔をじっと見つめると、「お前、生きてたのか」と少しばかりの笑みを見せ、グイッと春田を引き寄せ唇を重ねる。「相変わらず、うるせえ唇だな」と和泉は捨てセリフを残し、意識を失ってしまった。混乱する春田を物陰から声を押し殺し見つめていたのは、武蔵。禁断の昼顔不倫が始まろうとしている。
渡辺彰浩