イベントを企画・運営している「カタセノウタ」メンバー。左から3人目が代表の服部功志さん

　片瀬小学校（藤沢市片瀬2）の創立150周年を記念したイベント「かたせのうた」が7月27日、同校で開催される。（湘南経済新聞） 【写真】片瀬小学校150周年記念イベント「かたせのうた」開催を知らせるポスター 　1874（明治7）年3月、龍口寺輪番八ヶ寺の本蓮寺に創立された臨海学舎が何度かの名称変更を経て創立された同校。今も多くの子どもたちが通う、江の島を含む「片瀬地区」唯一の公立小学校。 　イベントを企画するのは、片瀬小学校の卒業生を中心に、形ある活動を通じて片瀬への感謝を示し、世代と地域を超えた持続可能な地域振興を目指したいと設立された任意団体「カタセノウタ」。同団体代表の服部功志さんは「2022年3月に設立した際、母校である片瀬小学校が創立150周年を迎えることを知った。学校や同窓会からの要請もあり創立150周年の記念誌作成に協力をすることになった。記念誌だけではなく、コロナ禍で停滞した地域活動の再興促進を目指すために実行委員会を立ち上げ、イベントを企画した」と話す。 　イベントには片瀬の祭りの代名詞である、江の島囃子（ばやし）や片瀬五町囃子、片瀬諏訪睦、龍ノ口片瀬睦などが集結。特設ステージでは地域サークルの発表会やバンドライブなども行う。服部さんは「地域の伝統文化『片瀬こま』の体験会や、片瀬の食材を用いた加工食品の販売なども行う。地域の子どもちからお年寄りまで、全ての世代が楽しめるイベントを目指しており、運営費は寄付で賄う。クラウドファンディングも6月末まで行っているので、片瀬に思いのある人は、ぜひ支援してほしい」とも。 　13時開場、14時開会。20時閉会。入場無料。