詐欺被害者と詐欺疑惑のあった選手の遺恨は殴り合いで解決!
28日、都内某所で『BreakingDown12.5』が開催。第8試合では、【少林寺拳法の貴公子】山川そうきvs.【初代BREAKING DOWNバンタム級王者】井原良太郎が行われた。 バンタム級トーナメント準決勝で【硬派な空手一本道】ダンチメン・あつきに敗北した【少林寺拳法の貴公子】山川そうきは、今年5月に357万円の詐欺被害に。 そんな中王者となった井原の詐欺疑惑が浮上し、山川は「お前詐欺してたんか?wwww随分とタイムリーじゃねぇかwww今まであんまり絡んで来なかったけど、バンタムのトーナメントで唯一俺と試合してない人。てか、そもそも最初はお前と試合する予定だったのに、お前らの都合で勝手に組み分け変えられてこっちはトーナメントやってんだよ。俺はお前を倒せる自信あるし、やりたい相手いないんだったら、トーナメント出ててやる権利ある俺と次やろうや」、「なんで詐欺師ってあんな喋り方すんのやろ 俺の件の詐欺師と全く同じ喋り方する 人をバカにしたような話し方してんじゃねぇよ」と荒々しく挑発する。 結果的に井原の件は溝口勇児COOも間に入り、解決に向かい和解。山川も感情的になった点は謝罪したが、今回ノンタイトルでの戦いが決定した。 井原は“禊マッチ”として挑む覚悟を語るが山川には興味がない様子。山川は“前半30秒殴らない”というハンデをのませて試合をすることに。 前日会見で山川は「人生始めての喧嘩をしてみようと思います。普段は作戦とかたてていくんですけど明日は作戦ナシで喧嘩のイロハを教えてもらおうと思います」と静かに怒りを見せていた。 井原は“前半30秒殴らない”はずであったが、開始直後から山川がガンガン前に詰めてケージに押し込んでいくと井原がパンチを解禁。井原のパンチは面白いように顔面にクリーンヒットしていき、山川の顔面があっという間に真っ赤に腫れ上がっていく。 山川が身を低くしてインファイトを仕掛けると井原は首相撲からの膝蹴り連打で突き放し、山川のミドルキックを敢えて受けてニヤニヤ笑うという圧倒的実力差を見せて絶望を与える。 山川の手が止まると井原がラッシュをかけていき、山川がスタンディングダウンを取られる。井原も決めきることは出来なかったが、ほぼ無傷で試合を終えた井原が3-0での判定勝利を収めて王者の風格を示した。
マイクを取った井原は「次の13、多分相手いないんで僕の階級のみんな、頑張ってください。皆さんバンタム盛り上げてください」と他のBD選手陣に発破をかけ、試合を見守っていた選手たちが気色ばんだところで大会は終了。次回以降のバンタム級戦線はさらに熱くなりそうだ。 なお、井原は試合後に「根性伝わった。俺が唯一マットに手をつかせられなかった選手。山川ありがとう」とSNSに投稿。男と男の揉め事は真っ向から殴り合うことで解決する。
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