対話型AI活用で生産性向上 パナソニック傘下、作業大幅短縮
パナソニックホールディングス(HD)傘下でIT事業を手がけるパナソニックコネクトは28日、対話型人工知能(AI)を社内で導入した結果、プログラミング関連業務の作業時間を大幅に短縮できるなど生産性向上に成果があったと発表した。運用で課題も見えてきたため、AIの改良にも着手した。 AIは、対話型ソフト「チャットGPT」を開発した米新興企業オープンAIの技術を活用し、コネクト社が開発。2月から業務効率改善のため国内従業員約1万3千人を対象に導入した。 導入後、プログラミング業務で従来3時間かかっていた事前調査作業が5分で済んだ例があった。