聖地の感触確かめる 富山商ナイン甲子園で練習、「やっと戻ってきた」
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7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会に出場する富山商ナインは3日、甲子園球場で練習し、聖地のグラウンドの広さや土の感触を確認した。 午前8時40分ごろ、ナインは開始のサイレンを合図に一礼してから勢いよくグラウンドに飛び出した。約20分間、投手陣を相手に実戦形式の打撃練習を実施。打者は打席での球の見え方、守備陣は内外野の連係などを確かめて本番に備えた。 マウンドに上がった背番号1の寳泉陸斗投手(3年)は「投げやすかった。浮き気味のボールを本番までに修正したい」と語った。 昨夏も出場した鶴田尚冴主将(同)は「やっと戻ってきた。昨年に初戦負けした悔しさを思い出した。今大会でしっかり晴らしたい」と意気込んだ。前崎秀和監督は「選手たちの疲労は回復し、笑顔も見られて良かった」とうなずいた。