海外情勢が上値を抑える日本株相場で「上伸」期待の3銘柄
イスラエルとハマスの戦闘による中東情勢の悪化が日本株相場にも影響を及ぼすかもしれない(写真:ブルームバーグ)
10月12日に発表となったアメリカの9月の消費者物価指数が市場予想を上回り、金融引き締めが長期化する懸念が台頭したことで、同日の米国株市場でダウ平均株価は前日比173ドル安と下落した。 これを受けて、翌13日の東京株式市場も売り優勢の展開に。前日までの短期急騰への警戒感や、中東情勢も売り材料となった。日経平均株価の終値は前日比178円安の3万2315円と、4営業日ぶりに反落した。 来週(16~20日)は、アメリカの金利高止まりへの警戒感が根強いことや、イスラエルとハマスの戦闘による中東情勢の悪化も懸念材料だ。また、日経平均が10~12日の3連騰で合計約1500円高と短期急騰した反動も想定され、上値の重い推移となりそうだ。 来週の日経平均の想定レンジは3万1700~3万2600円とする。
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冨田 康夫