加賀・金沢の酒蔵18銘柄が能登復興応援プロジェクト「つなぐ石川の酒」売り上げの一部は見舞金に
能登半島地震で全壊や半壊の被害を受けた酒蔵は11社に上ります。こうした中、被災した酒蔵を応援する能登復興応援プロジェクト「つなぐ石川の酒」が今、県内で販売されています。 【写真を見る】加賀・金沢の酒蔵18銘柄が能登復興応援プロジェクト「つなぐ石川の酒」売り上げの一部は見舞金に 1枚の折り紙で石川県の形をかたどった統一のラベルデザイン。この能登復興応援プロジェクト「つなぐ石川の酒」は、石川県酒造組合連合会が被災した酒蔵を支援するため始まったものです。 地震の被害を受けなかった金沢や加賀の酒蔵が中心に18銘柄の日本酒が、今月10日から順次、県内の酒販店などで販売されています。金沢市の地酒専門店「ひがしやま酒楽」でも14日から販売が始まりました。 ひがしやま酒楽 店主(県酒販組合連合会会長)井波成英さん 「蔵によって(ラベルの)色が違う並べるとカラフルになるので、何本も買って並べてみて応援の心を忘れない客もいる。しっかりとしたお酒を蔵元が作ってくれたので、酒販店はしっかり消費者に伝えて義援する心といっしょに販売したい」 「つなぐ石川の酒」は、720ミリリットルで純米酒や大吟醸などがあり価格は2500円前後です。1本あたり200円が県や被災した能登の酒蔵に見舞金として寄付され、酒蔵同士の絆を感じられるプロジェクトとなっています。
北陸放送