北海道・陸別で-27.1℃ 日中は広く晴れるが関東は雲多く真冬の寒さ
11日(木)朝は、北日本や北陸を中心に厳しい冷え込みとなり、北海道・陸別では最低気温が-27.1℃と、この冬全国でもっとも低い気温を更新しました。
■北海道・陸別でこの冬全国で一番の冷え込み
11日(木)は、昨夜からけさにかけて晴れた北日本や北陸を中心に放射冷却が効き、冷え込みが強まりました。特に北海道内陸部では強烈な冷え込みとなり、陸別では最低気温が-27.1℃と、この冬全国でもっとも低い気温を更新しました。そのほか、北海道の遠軽町生田原で-25.9℃、本別で-24.6℃、北見で-23.5℃など、北海道の35地点で-20℃以下となりました。(午前11時半時点) また、北陸地方でも冷え込みが強まり、新潟で-1.8℃、福井で-1.4℃まで気温が下がったほか、石川県の志賀で-4.5℃、輪島で-1.7℃など、地震によって甚大な被害を受けた地域でもこの冬一番の冷え込みとなった所があり、能登地方には午前4時すぎに一時「低温注意報」が出されました。(※現在は解除)
■地震被災地でも貴重な晴れ間に
11日(木)日中は、東海や関東では雲が多くなりますが、そのほかは広い範囲で青空が広がりそうです。 北陸でも貴重な晴れ間となり、日中は6℃から9℃くらいと、10日(水)より3~4℃高くなりそうです。 一方で、日差しの少ない関東は10日(水)よりも気温が低く、最高気温は8℃から9℃くらいと、真冬の寒さになりそうです。