【RIZIN LANDMARK 10】前フェザー級王者ケラモフが1年ぶり復帰戦で摩嶋と対戦
格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」は11月17日、愛知・ポートメッセなごや第1展示館で行われ、前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(32=アゼルバイジャン)と摩嶋一整(33=毛利道場)がフェザー級(66.0キロ)のRIZIN MMAルール5分3Rで対戦する。 2人は今年2月24日の「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」で対戦予定だった。だが、昨年11月4日の「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」で鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)にKO負けしてフェザー級王座から陥落したケラモフは、その大会で起きたトラブルが原因により出国できず、試合が流れていた。今回は約1年ぶりの復帰戦。RIZINでの過去7試合はテイクダウン防御率100%という数字を誇っている。先にテイクダウンを奪い、トップポジションからのパウンド、得意のサブミッションに持ち込みたいところだ。 元Rebel FCフェザー級王者の摩嶋も20年8月10日の「RIZIN.23」での初参戦から8戦目となる。ケラモフが来日できなかったことで、同大会は今成正和(今成柔術)と対戦し、2Rにアームバーで一本負けした。7月28日の「超RIZIN.3」では新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)に2R、リアネイキッドチョークで勝利。地元・山口でサラリーマンをしながら試合に臨んでいる摩嶋にとって、さらなる高みを目指す上では超えなければならない相手となる。ケラモフ同様、グラウンドで優位に進められるかが勝負のポイントとなりそうだ。 大みそかにはRIZINフェザー級王者・鈴木千裕とクレベル・コイケ(ブラジル)のタイトルマッチが行われる。ケラモフ-摩嶋の勝者は次期挑戦者候補に浮上する可能性もあるだけに、タイトル戦線を占う一戦となる。 他に、MMA3戦目となる芦澤竜誠(29=フリー)が初代ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(41=KIBAマーシャルアーツクラブ)と61.0キロ契約で対戦。女子スーパーアトム級(49.0キロ)のノンタイトル戦には元RIZIN同級王者の浜崎朱加(42=AACC)が約2年2カ月ぶりに登場。打撃を得意とする元ROAD FC同級王者のシン・ユリ(30=韓国)と対戦する。 大会の模様は11月17日午後1時00分からU-NEXTなどでライブ配信される。