短歌や日本画などのアートが共演「歌鳥風月のものがたり」展 歌人、田中章義さん監修=静岡・駿府博物館
静岡放送
和歌に詠まれた風景が描かれた日本画や、著名な歌人の歌などを集めた展示会が、静岡市駿河区の駿府博物館で開かれています。 【写真を見る】短歌や日本画などのアートが共演「歌鳥風月のものがたり」展 歌人、田中章義さん監修=静岡・駿府博物館 展示会「歌鳥風月のものがたり」は、駿府博物館の所蔵品を中心に約50点で構成され、静岡市出身の歌人、田中章義さんが監修しました。 「森でよむ短歌生きものと語らう」というサブタイトルの通り、自然や生きものと人々がつむぐ「言の葉」の世界へといざなってくれます。 長野草風の「業平」は、「伊勢物語」の「かきつばた」の1シーンを描いたものです。 与謝野晶子自筆の「和歌短冊」は、秋のとんぼに自らを重ねて詠んだ歌で、晩年の作品です。 また、函南町在住の造形作家、杉山明博さんの作品は、ひとつひとつ異なる表情で、見る人の想像力をかき立てます。 この展示会は2025年1月13日まで、静岡市駿河区の駿府博物館で開かれています。
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