オンバトスタッフと企画、研ぎ澄まされた「究極のラジオ漫才」今夜 増田&橋本のコメント到着
本日2月29日(木)、ラジオ特番「『究極のラジオ漫才』探求プロジェクト」(NHKラジオ第1)が放送される。この番組は「M-1グランプリ」2002年王者のますだおかだ増田と、2016年王者の銀シャリ橋本がMCを務め、若手漫才師による“ラジオ漫才”を聴いてそれぞれの漫才論をぶつけ合うプログラム。このたび2人からコメントが到着した。 【画像】ナイチンゲールダンス(他10件) 昭和初期、横山エンタツ・花菱アチャコにより現在に続く漫才のスタイルが確立され、同じ頃に広まっていたラジオ放送と結びついたことで「ラジオ漫才」として全国的な人気を得た漫才師が数多く誕生。この「ラジオ漫才」は客のいないスタジオでマイクに向かって漫才を録音するというシンプルなもので、間や息遣い、粗までも伝わった。今回の特番ではラジオ放送が始まって間もなく100年になるこのタイミングで「ラジオ漫才」の究極の形を探る。 20時台にストレッチーズ、三日月マンハッタン、きしたかの、21時台にナイチンゲールダンス、人間横丁、キュウが漫才を披露し、MCとゲスト研究員のナイツ塙、アンタッチャブル柴田が魅力や足りない部分についてトークを展開。そして「もう1本ネタを聴きたい」と思う1組を前半、後半でそれぞれ選び、各コンビの2本目の漫才で番組は締めくくられる。 ■ ますだおかだ増田 コメント 「漫才」と言うてもいろいろあります。テレビ用の漫才? 賞レース向きの漫才? 寄席漫才? 営業漫才? YouTube漫才?? そんな中、今の漫才師たちが意外と経験してないのが「ラジオ漫才」。昔、寄席で観るものだった「漫才」を世に広めたのはラジオ。“お客さんのいない”スタジオで“漫才だけを録音”してラジオで流す……その当時のスタイルでは今どういう漫才が正解になるのか?? もうひとつの漫才「ラジオ漫才」の究極の形を見つける研究番組を、NHK「爆笑オンエアバトル」を立ち上げたスタッフさんと企画してみました。来年は日本でラジオの放送が始まってから100年、今年はそのラジオで漫才を広めた横山エンタツ・花菱アチャコさんがコンビ解散してから90年、そして「爆笑オンエアバトル」放送開始から25年。研究員は現役漫才師、そしてラジオの前の……あ・な・た・た・ち・で~す! ■ 銀シャリ橋本 コメント 究極のラジオ漫才それすなわちしゃべくり漫才の原点であり、この削ぎ落とされた情報の中にこそ絶妙な「間」や「声色」や「温度」みたいなものがより研ぎ澄まされて感じられるというすごい発見がたくさん詰まっている番組です。ラジオ漫才なのに漫才師さんたちの表情まで僕はバッチリ浮かんできました。漫才筋肉ムキムキになりそうです。これはとんでもない番組になりそうです!! ■ 「究極のラジオ漫才」探求プロジェクト NHKラジオ第1 2024年2月29日(木)20:05~20:55、21:05~21:55 <出演者> MC:ますだおかだ増田 / 銀シャリ橋本 ゲスト:ナイツ塙(20時台) / アンタッチャブル柴田(21時台) 漫才師:ストレッチーズ、三日月マンハッタン、きしたかの(20時台) / ナイチンゲールダンス、人間横丁、キュウ(21時台) 語り:下野紘