『M‐1』連覇達成の令和ロマン、2年連続のトップバッターに「終わったと思った」
昨日放送された、漫才日本一を決める大会『M‐1グランプリ2024』にて、大会初の連覇を達成した令和ロマンの高比良くるま(「高」は「はしごだか」が正式表記)と松井ケムリが22日、優勝直後に会見を行い、今後について語った。 【写真】『M‐1』2連覇の令和ロマン、今年の賞金は松井ケムリが総獲り 『M‐1グランプリ2024』は、過去最多となる1万330組がエントリー。昨年チャンピオンになった令和ロマンは、連覇を目指して参戦したが、見事有言実行し2連覇を達成した。 くるまは会見場にやってくると「去年と全く同じ景色ですね」と連覇を達成したことを強調し「うれしいですね。でももう誰も(連覇を目指そうとすることを)やらないんじゃないですかね。できないということではなく、面倒くさいじゃないですか」と連覇を目指すことの大変さを独特な言い回しで表現すると、ケムリは「めちゃくちゃうれしいですよ。僕は歴史に名を残すことが好きなので」と満面の笑みを浮かべていた。 連覇を達成したことで、さらに注目されるのが来年の去就。くるまは「まだわからないですね。でもラストイヤーまであと8年あるので、M‐1が盛り上がらなくなったら、また出ようかな」と語ると、ケムリは「僕は出たくないです。でもくるまが出るというなら出ます」と決断を相方に委ねていた。 昨年に引き続き、2年連続でトップバッターとなった令和ロマン。くるまは「さすがに終わったと思った」と率直な感想を述べると、ケムリは「M‐1がまったく得のないやらせをしているのかと思いましたよ」と「仕組まれた」という疑いを持ったという。 そんな難しい状況でも連覇を達成した。昨年の優勝賞金1000万円は、くるまがすべてもらったと言っていたが、ケムリは「今年は僕が全部いただける。何とか(連覇を達成して)トントンになりました。(優勝しなかったら)大損するところでした」と発言して周囲を笑わせていた。