南日本放送

肝付町付近で、21日午後1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降り、気象台は、午後2時10分に記録的短時間大雨情報を発表しました。肝付町では、土砂災害に警戒が必要です。 気象台によりますと、肝付町付近で、21日午後2時10分までの1時間に、120ミリ以上の猛烈な雨を解析し、気象台は、肝付町に記録的短時間大雨情報を発表しました。 国や県の雨量計では、肝付町内之浦で、午後2時40分までの1時間に96ミリの猛烈な雨を錦江町重岳でも午後3時40分までの1時間に67ミリの非常に激しい雨を観測しました。 また、肝付町仮屋では、21日午前8時からの降り始めからの雨量が267ミリとなっています。県と気象台は、肝付町に土砂災害警戒情報を発表しました。 土砂災害警戒情報は、危険な場所からの避難が必要な「警戒レベル4」に相当します。さらに、気象台は大雨洪水警報を肝付町と錦江町に大雨警報を鹿屋市と南大隅町に発表しています。 また、肝付町は、午後2時30分に町内全域の7652世帯1万4241人に「警戒レベル3」の高齢者等避難を発表しました。 降り続く大雨のため、警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まっています。早めの避難を心がけるとともに、避難指示などの情報に注意をしてください。