生活のため「定年退職後」も働きたいです。仕事選びのポイントはありますか?
※株式会社パーソル総合研究所「働く10,000人の成長実態調査2023」を基に筆者作成 60代のうち、仕事を選ぶうえで「通勤の便がよいこと」を重視する方が約4割おり、自宅から近い職場を求めていることが分かります。また「働く時間を選択できること」と回答した方が約2割いることから、短時間勤務を希望している方が多いと予想されます。 さらに「自分の能力や個性が生かせること」「自律的に自分の判断で仕事を進められること」「キャリアを活かせること」など、過去のキャリアを活かしながら自律的に働ける職に就きたいと考える方がいることも分かりました。
定年退職後の60代でもすぐに働くことは可能
2022年における60~64歳の就業率は73.0%、65~69歳の就業率は50.8%で、働く意欲があれば仕事を得られやすい状況にあるといえます。また、60~64歳のうち最も多い雇用形態は「会社員(正社員)」、65~69歳の場合は「パート・アルバイト」であることが分かりました。 正社員として就業する方もいらっしゃいますが、すぐに働きたい方は雇用形態に固執せず、視野を広げてみるとよいでしょう。 しかし、就職後の後悔や早期離職を避けるためには「通勤の便がよい職場で働きたい」「やりがいを感じられる職に就きたい」といった仕事を選ぶうえでの譲れないポイントを明確にして、職を探すことが大切です。 出典 株式会社パーソル総合研究所 働く10,000人の成長実態調査2023 シニア就業者の意識・行動の変化と活躍促進のヒント 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部