17年ぶり出場の横浜も優勝候補筆頭!分厚い投手陣は全国NO.1!【明治神宮大会】
左の好打者が揃う打線はタイプが異なる好投手を攻略
野手は左の好打者が揃う。レギュラー中、9人中6人が左打者だ。注目は1番・阿部 葉太外野手(1年)。1年夏からレギュラーとして活躍する阿部は走攻守ともに完成度が高い。村田監督は「相手からすれば、一番嫌な打者。その点で一番を置いています」と語る。関東大会では12打数5安打の活躍。速球投手、技巧派投手問わずにしっかりとコンタクトできるバットコントロールの良さが光る。三塁・為永 皓内野手(2年)はバットコントロールが非常に高く、球際が強い守備が持ち味の左打者だ。下級生から守備の良さが光っていた奥村 凌大内野手(2年)は東農大二戦で山田 琉聖投手(2年)から先制適時打を含む3安打と、関東大会通して14打数6安打と大当たりだった。 1年生ながら4番を打つ小野は関東大会では11打数2安打だったが、パワーは2年生を上回るものがある。神宮大会で大当たりを見せる可能性もあるだろう。右打者・江坂 佳史外野手(1年)は関東大会で7打数3安打を記録した。 関東大会では東農大二の山田、浦和実の技巧派左腕・石戸颯太投手(2年)の、健大高崎の石垣元気投手といずれも本格派、技巧派、速球投手とタイプが異なる投手たちから点を奪い、粘り強く勝ち上がってきた。 守備では3試合で3失策。どの選手も球際が強く、外野手は打球判断がしっかりしていて強肩の選手が揃い、隙がない。 今大会は高い投手力を活かし、守りきって頂点を目指す戦いになるのではないか。 初戦は明徳義塾と対戦。勝ち進めば、準決勝は二松学舎大付と東洋大姫路の勝者との戦いになるが、関東大会同様、粘り強い戦いで、頂点を掴むことができるか注目だ。