不倫、女性上納…松本人志が“5億5000万円提訴”も懸念は法廷での「イメージ悪化」
『ダウンタウン』松本人志がついに“動いた”。 《事実無根なので闘いまーす》 という予告通り、『週刊文春』と編集長を訴えたのだ。名誉毀損に基づく損害賠償などの請求額は約5億5000円。 【すごい…写真あり】松本人志が”ニヤリ”と車中から女の子を物色し「後輩芸人とナンパ姿」 テレビでは松本の後輩芸人やタレントがコメントを発信している。中でもタレントの今田耕司が先日、テレビ番組で発言した内容が結構、的を射ている。こんな感じだ。 「同意があったかなかったかということですよね。これはまだ真実は分かっていないわけですよね」 とエクスキューズしながら、 「(記事の続報により)同意があったかなかったより、どんどん飲み会の中身の話になってきて、結局これだけ飲み会やってましたって話で、イメージは非常に悪いですよね」 確かにイメージは悪い。 一連の週刊文春による報道が事実であれば、平たく言えば、松ちゃん、実に“かっこ悪い”のである。 松本は’09年、46歳で結婚した。相手は元タレント。一人娘がいる。 文春報道によれば、女性が性加害を訴えているのは古くて8年前、’15年ごろの出来事である。松本にはすでに妻子がいた。 にもかかわらず松本は、“不倫”をした可能性が高い。自ら女性に声をかけたりすることもなく、松本に従順な後輩芸人を使い、好みの女性を集めさせたとされる。事実なら、それがまずかっこ悪い。 その日、初めてあった人と性行為をできる、と考えていることもかっこ悪い。 文春によると、初めて会った女性に 「俺の子ども産めや」 と迫ったという。本当なら、お笑いの神に愛された天才とは思えない陳腐すぎる言葉だ。かっこ悪すぎる。 タクシー代を渡さなかったり、渡しても5000円だったり、と、これまたかっこ悪い。 既婚者が、妻や夫以外の相手と性的関係を持ってはいけない、という道徳を説くつもりはない。ただ、問題は、そのやり方だ。 昨年は、俳優の広末涼子と有名シェフとの不倫が騒がれ、数年前には斉藤由貴も主治医の男性との不倫が報じられた。女性リポーターから、こんなことを聞いた。 「広末や斉藤は完全な不倫ですが、そこまでいかなくても熊田曜子や篠田麻里子ら多くの女性芸能人の、婚外交際が騒がれたことがあります。結婚していても、恋に落ちることもあるでしょう。 ところが松本さんのやり方は報道が事実であれば、女性を恋愛の対象ではなく“行為”の対象としか見ていないと言われても仕方ない。そこがゾっとしますね。あまりにもかっこ悪いんじゃないでしょうか」 裁判になれば、松本は身の潔白を証明するために、 「無理やりやっていない」 「合意の上の性行為だった」 「性加害はない」 ことを主張し、立証していくことになるだろう。 裁判闘争が松本のイメージをさらに悪化させ、「松ちゃん=かっこ悪い」という印象がこれ以上“上塗り”されなければいいのだが……。 取材・文:ワタベワタル 夕刊紙文化部デスク、出版社編集部員、コピーライターなどを経てフリーランスのエンタメライターとして活動。取材対象は、映画、演劇、演芸、音楽など芸能全般。タレント本などのゴーストライターとして覆面執筆もしている
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