19日朝、鳥取県倉吉市で農家の作業小屋1棟を全焼する火事がありました。この火事で、農作業をしていた男性が救急搬送されましたが、軽傷の見込みです。 杉谷紡生記者： 倉吉市の火災現場です。現在も白い煙が上がっていて、周辺には焦げたような臭いが漂っています。 火事があったのは、倉吉市志津の農業・森下弘志さん(72)の作業小屋で、19日午前9時半ごろ、白ねぎの仕分け作業をしようと小屋に向かった森下さんが、小屋から火が出ているのに気付き119番通報しました。 火は約2時間後に消し止められましたが、木造2階建ての作業小屋1棟約130平方メートルが全焼しました。また森下さんがけがをして救急搬送されましたが、軽傷の見込みだということです。 警察によると、全焼した作業小屋では、ふだんから収獲した農作物を出荷する作業が行われていて、加工用の機械などのほかにストーブも置かれていたということです。火事の原因は、警察と消防が引き続き詳しく調べています。