【青葉賞】ショウナンラプンタは2着惜敗もダービー出走権ゲット 鮫島駿「あそこまで行ったら勝ちたかったです」
[GⅡ青葉賞(ダービートライアル)=2024年4月27日(土曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル] 前走で同距離のゆきやなぎ賞を勝って挑んだショウナンラプンタ(牡・高野)はアタマ差及ばずの2着。7番人気とやや低評価だったが、GⅠ日本ダービー(5月26日=東京芝2400メートル)の優先出走権を手に入れた。 ほぼ五分のスタートから後方に控える形となったが、終始力みながら外めを回る嫌な流れに。それでも直線での脚色は良くジワジワと伸びたが、先に抜け出した勝ち馬を捕らえることはできなかった。 デビューからの全5戦で手綱を取った鮫島駿は「あそこまで行ったら勝ちたかったです。普段の調教からコンタクトを取り、厩舎や牧場と力を合わせて修正に取り組んでいました。まだ半信半疑な部分はありますが、小さいことをクリアしながらいい走りをしてくれたと思います。最低限権利を取れたのは良かったですが、着差が着差だけに悔しいです」と肩を落とした。 敗れたとはいえ、勝ち馬が内めでロスなく立ち回り、折り合いもスムーズだったことを思えば、力では負けていない。枠順や展開次第ですぐに逆転が可能な差とも言えるだけに、〝2着馬〟として軽視することはできまい。
東スポ競馬編集部