【写真：Getty Images】

　サッカー日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルは現地時間4日、プレミアリーグ第11節でニューカッスルに0－1で敗れた。アーセナルのミケル・アルテタ監督は失点前に3つの誤審があったと激怒しているが、少なくとも一つの指摘については判定が正しかったとの見方がある。英メディア『THE SUN』などが伝えた。 【動画】アーセナルの失点シーンはこちら 　物議を醸したのは63分頃のシーンだ。アーセナルのゴール前での混戦からはじき出されたボールをニューカッスルMFジョー・ウィロックがゴールライン際で拾ってクロスを上げると、再びゴール前で混戦となった末にMFアンソニー・ゴードンがゴールに押し込んだ。 　ただ、このシーンでウィロックが足元に収めるまでにボールがゴールラインを割っており、また相手MFジョエリントンのハンドやファウル、ゴードンのオフサイドがあったのではとアーセナル陣営が猛抗議。ゴールの判定は覆らなかった。 　アルテタ監督は判定について「恥ずべきこと」と述べているが、『THE SUN』は「ボールが生きていることを証明する新たな映像が公開された」と見出しを打った。カタールメディア『beIN SPORTS』の検証映像を見せ、少なくともウィロックが触れる前にボールはゴールラインを割っていなかったと伝えている。 　ただし『THE SUN』は『beIN SPORTS』でリチャード・キーズ氏とアンディー・グレイ氏が、ハンドとファウルの両方を認め、ゴールは取り消されるべきものだったと指摘したことも紹介している。